2012年10月21日
残雪の妙高・火打①~妙高編~
6月下旬、久々のテント山行は妙高山・火打山へ。
まだまだ残雪たっぷり、緑と花と雪と温泉を楽しんだ二日間でした。
一日目、関温泉を抜けて燕温泉登山口へ。
ところが。。。雨です。天気予報では晴れるはず。しばらく車の中で雨が止むのを
待ちますがなかなか止まないのでレインウェアを着て出発することに。

今回はクレッタルのザック。

雪もまだまだ残っています。滑らないように注意しながら歩いていきます。

途中、大量の根曲がり竹(姫竹、笹竹とも言うそう)を袋やザックにつめこんだ
おじさん集団に遭遇。どんだけ生えてるんだ、で、どんだけ採るんだというほど
その量に圧倒されました・・・ちょうどその時期だったみたいですね。
道沿いにはお花もたくさん咲いていたのですが、私の好きなサンカヨウもあちこちに。
濡れると透けてさらに美しいのです。

北地獄谷という恐ろしい名前のルート、歩いているうちに雨も止み、
青空が見え始めました。麻平分岐手前でレインウェアを脱ぎます。

ここはまだ四合目。晴れてきたし早く展望のよい場所へ・・・と気持ちは逸ります。

ところが・・・

残雪が歩きづらい・・・アイゼンはくほどでもなかったのですが、
斜面を登っていきます。

こんな風に落石も多い谷。雪が溶けかけてノースブリッジ状態になっても
こわそうな道でした。

岩につけられた印を頼りに・・・

ここから「胸突き八丁」と名付けられたコース。
急登、さらに雪。しかもたまにズボッと踏み抜くような状態。
ここでおじさん二人が下りてきました。もう山頂へ?と聞くと
朝から登り、残雪歩きに疲れ山頂をあきらめて天狗堂で引き返したとのこと。
もったいない~と思ったけど、燕温泉から妙高ピストンは8h超えか・・・。

途中お花に癒されながら天狗堂に到着。
ほとんど寝ていないからか体調悪し。ここでしばし休憩です。

タテヤマリンドウの小路。

標高をあげると、だんだん木々の間からすばらしい景色が見えてきます。
風穴で八合目。

上を見上げれば桜。

このあたりですれ違ったおじさんが、妙高より先の残雪状況や危ない個所を
詳しく教えてくださった。あまり人も入っていないし、残雪時のルート取りは
地元でよく登っている人たちにタイムリーな情報を聞くのがよいですね。
さらに地元でトレーニングのためによく妙高に登るという
足の速い同世代の男性に会う。しばらく立ち止まってお話しをする。
行程を伝えると「ここの道がいい、水がおいしい、ここは気を付けて」など
詳しく教えてくださった。ありがたいことです。
最後は鎖場、岩場。私はびくびくドキドキしながら登っていきます。

登るより下る方が怖いわ・・・

そして北アルプスがどーーーーんとお目見えです。

ついに。

山頂~。もうすっばらしい景色。

気持ち良すぎる・・・

日本海も見えます。

おにぎり食べて、ぽかぽか太陽にあたり、5分だけ・・・とお昼寝。
妙高山には北峰と南峰があります。
北峰には立派な標識と・・・

一等三角点。

さて。。。ここから目的地までまだまだ。急な下りと残雪情報、
あまり踏まれていない危ないトラバースは避けて・・・など頂いた情報が頭の中に。
足場のよくない急な下りのあとは、シリセードしたら楽しそうなこんな場所。

すこーし期待していた水場はまだまだ雪の中。
今日出会ったおじさんには、ここから先の登山道は避け、長助池に下りて大倉乗越に
行くことをすすめられていました。踏跡もあるしはしごもかけられているから、と。
でも、下までいくのはめんどくさい。
私たちは分岐から登山道に入りました。踏跡薄くても大丈夫だろうと。
アイゼンもあるしトラバースも大丈夫だろうと。
まぁ・・・そのじゃりじゃり残雪斜面の怖かったことったら・・・
ものすっごい時間をかけてながーーーーいトラバースを進みましたよ・・・
ちなみに上から見ると長助池はこんな感じです。

トラバースはこんな場所で・・・トレース見えますでしょうか。

人がありんこのように小さく写っているのが分かりますでしょうか。

ふーっと一息つき、土と岩の道になったのでアイゼンをはずしたのですが、
途中、雪の急斜面もあり、蹴りこみながら、最後は笹薮に突入して大倉乗越へ。
分岐からCT40分ってあるけど二時間近くかかったのでは・・・
あとは黒沢地ヒュッテまで下るのみ。

ここも雪で道が分かりづらい・・・
到着したのは18時前でした。

もちろんヒュッテはまだ開いておらず、雪が溶けた土の上にテント設営。

つくね焼いたり、キムチトック鍋作ったり、お酒も飲んで就寝。

翌朝。
テントやザックはデポして火打へ向かいます!

「残雪の妙高・火打②~火打ピストン、下山編~」に続きます。
待ちますがなかなか止まないのでレインウェアを着て出発することに。
今回はクレッタルのザック。

雪もまだまだ残っています。滑らないように注意しながら歩いていきます。

途中、大量の根曲がり竹(姫竹、笹竹とも言うそう)を袋やザックにつめこんだ
おじさん集団に遭遇。どんだけ生えてるんだ、で、どんだけ採るんだというほど
その量に圧倒されました・・・ちょうどその時期だったみたいですね。
道沿いにはお花もたくさん咲いていたのですが、私の好きなサンカヨウもあちこちに。
濡れると透けてさらに美しいのです。

北地獄谷という恐ろしい名前のルート、歩いているうちに雨も止み、
青空が見え始めました。麻平分岐手前でレインウェアを脱ぎます。

ここはまだ四合目。晴れてきたし早く展望のよい場所へ・・・と気持ちは逸ります。
ところが・・・
残雪が歩きづらい・・・アイゼンはくほどでもなかったのですが、
斜面を登っていきます。
こんな風に落石も多い谷。雪が溶けかけてノースブリッジ状態になっても
こわそうな道でした。
岩につけられた印を頼りに・・・
ここから「胸突き八丁」と名付けられたコース。
急登、さらに雪。しかもたまにズボッと踏み抜くような状態。
ここでおじさん二人が下りてきました。もう山頂へ?と聞くと
朝から登り、残雪歩きに疲れ山頂をあきらめて天狗堂で引き返したとのこと。
もったいない~と思ったけど、燕温泉から妙高ピストンは8h超えか・・・。

途中お花に癒されながら天狗堂に到着。
ほとんど寝ていないからか体調悪し。ここでしばし休憩です。
タテヤマリンドウの小路。
標高をあげると、だんだん木々の間からすばらしい景色が見えてきます。
風穴で八合目。
上を見上げれば桜。
このあたりですれ違ったおじさんが、妙高より先の残雪状況や危ない個所を
詳しく教えてくださった。あまり人も入っていないし、残雪時のルート取りは
地元でよく登っている人たちにタイムリーな情報を聞くのがよいですね。
さらに地元でトレーニングのためによく妙高に登るという
足の速い同世代の男性に会う。しばらく立ち止まってお話しをする。
行程を伝えると「ここの道がいい、水がおいしい、ここは気を付けて」など
詳しく教えてくださった。ありがたいことです。
最後は鎖場、岩場。私はびくびくドキドキしながら登っていきます。
登るより下る方が怖いわ・・・
そして北アルプスがどーーーーんとお目見えです。
ついに。

山頂~。もうすっばらしい景色。
気持ち良すぎる・・・
日本海も見えます。
おにぎり食べて、ぽかぽか太陽にあたり、5分だけ・・・とお昼寝。
妙高山には北峰と南峰があります。
北峰には立派な標識と・・・
一等三角点。
さて。。。ここから目的地までまだまだ。急な下りと残雪情報、
あまり踏まれていない危ないトラバースは避けて・・・など頂いた情報が頭の中に。
足場のよくない急な下りのあとは、シリセードしたら楽しそうなこんな場所。

すこーし期待していた水場はまだまだ雪の中。
今日出会ったおじさんには、ここから先の登山道は避け、長助池に下りて大倉乗越に
行くことをすすめられていました。踏跡もあるしはしごもかけられているから、と。
でも、下までいくのはめんどくさい。
私たちは分岐から登山道に入りました。踏跡薄くても大丈夫だろうと。
アイゼンもあるしトラバースも大丈夫だろうと。
まぁ・・・そのじゃりじゃり残雪斜面の怖かったことったら・・・
ものすっごい時間をかけてながーーーーいトラバースを進みましたよ・・・
ちなみに上から見ると長助池はこんな感じです。
トラバースはこんな場所で・・・トレース見えますでしょうか。
人がありんこのように小さく写っているのが分かりますでしょうか。
ふーっと一息つき、土と岩の道になったのでアイゼンをはずしたのですが、
途中、雪の急斜面もあり、蹴りこみながら、最後は笹薮に突入して大倉乗越へ。
分岐からCT40分ってあるけど二時間近くかかったのでは・・・
あとは黒沢地ヒュッテまで下るのみ。
ここも雪で道が分かりづらい・・・
到着したのは18時前でした。
もちろんヒュッテはまだ開いておらず、雪が溶けた土の上にテント設営。
つくね焼いたり、キムチトック鍋作ったり、お酒も飲んで就寝。
翌朝。
テントやザックはデポして火打へ向かいます!
「残雪の妙高・火打②~火打ピストン、下山編~」に続きます。
10月内山牧場キャンプ場&荒船山&神津牧場
6月 緑とお花の水の塔山、東篭の塔山
5月GW 湖楽園キャンプ場と沼の原湿原
9月快晴の浅草岳周遊コース
7月下旬 花咲き乱れる浅間隠山
4月アカヤシオ満開を過ぎた鳴神山
6月 緑とお花の水の塔山、東篭の塔山
5月GW 湖楽園キャンプ場と沼の原湿原
9月快晴の浅草岳周遊コース
7月下旬 花咲き乱れる浅間隠山
4月アカヤシオ満開を過ぎた鳴神山
Posted by mimi at 15:52│Comments(0)
│山歩き@群馬、信越
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