7月下旬 裏銀座縦走~高瀬ダムから笠ヶ岳クリヤ谷下山②

mimi

2014年09月03日 15:11

「7月下旬 裏銀座縦走~高瀬ダムから笠ヶ岳クリヤ谷下山①」の続き。

二日目は烏帽子小屋から野口五郎岳、水晶岳ピストン、鷲羽岳を登り三俣山荘まで。


7/27(金)

朝4:40前に出発。今日もお天気よさげ、縦走二日目がスタート。


ひょうたん池のテント場を通り過ぎていく。小屋前のトイレが遠くなるけど素敵な場所。
唐沢、餓鬼、燕の稜線が浮かび上がっている。

この日、朝日に照らされながら最初の登り。


振り返ると烏帽子岳、テントも見えた。


広い尾根道を歩いていく。ここは風が強く肌寒かった記憶が。


北アのシンボルといってもいい槍ヶ岳も見えるとテンションが上がる!


砂礫地帯なのでコマクサがたくさん咲いていた。


歩き出して約1時間。あれに見えるは赤牛岳?


登って登って・・・



素晴らしいパノラマビュー!


裏銀座 とてもいいコース。表銀座に比べると登山客も少なく静かな稜線歩きを
堪能できる。前、横、後ろとカメラを向けては写真を撮る。


6:10過ぎ 槍ヶ岳を眺める私。


このあたりは雪が残っている箇所もありチングルマもたくさん咲いていた。

この後、岩の多い稜線をずっと歩いていき、7:30頃 野口五郎小屋着。


小屋前のベンチに腰掛け景色を眺めながら休憩。パンをほおばる。

野口五郎岳まであと少し。


立山方面の雲もとれてすっきりしてきた。


これから歩いていく道も丸見えだ。奥に見えるのは明日の目的地 笠ヶ岳かな。。。


8:10 野口五郎岳(2,924.3m)着。


広く平らな山頂。360度ぐるっと周囲の素晴らしい展望を見渡す。

次の目的地 水晶岳、その後登るワリモ岳、鷲羽岳がよく見える。


水晶岳から続く山は温泉沢の頭。その向こうに薬師岳も見える。


しつこく写真に撮られる槍ヶ岳。本当に晴れてよかった~!


休憩した野口五郎小屋も眼下に。


しばらく休んで、次の水晶岳を目指す。
下に見えるのは五郎池というらしい。


稜線沿いではなくややトラバース気味に歩いていく。
ガレ場もある。


稜線歩きになると左側の斜面にはハクサンイチゲのお花畑が。


後方は歩いてきた野口五郎岳と巻き道のついた真砂岳。
真砂岳からは湯俣へと続く竹村新道への道がのびていた。


この景色を眺めながら歩けるのはいいけど、長く感じたなぁ・・・
登ったり下ったりしながら「水晶、、、まだなの、、、」と気持ちも萎えつつ・・・


東沢乗越(2,734m)。地図上では野口五郎岳からここまでCT1時間50分。


水晶小屋まであと40分。気合いれて歩き始める。


水晶小屋への登りが目の前に。赤茶けた急な斜面を見ると、
「一体どこをどう登るの?」と不安になってしまったけど特に問題はなかった。


11:05過ぎ 水晶小屋着。ここでジュースを買う。


濡れていたテントを他の登山客の邪魔にならない場所で干すことに。
少し休憩後、水晶岳ピストンへ出発。小屋からCT往復70分。

水晶岳は別名 黒岳とも呼ばれるが、本当に黒っぽい山だった。




後で歩く鷲羽岳方面。


斜面には白色や黄色のお花がたくさん!
やせた岩場で滑ったりしないよう注意しながら登っていくと、


12:30過ぎ 水晶岳(2,986m)着。
とても狭い山頂でゆっくりするような場所もなく、人もやってくる。


休憩していた方に写真を撮って頂き、長居はせず小屋に戻ることに。
足元には可愛らしいシコタンソウがこんもりと花を咲かせていた。


小屋に着くと、干していたテントもすっかり乾いていたので畳んでザックの中へ。

小屋前のテーブルは裏銀座を一望できる眺めのいい最高の場所だった。


次はワリモ岳、鷲羽岳へ。


祖父岳と、奥に黒部五郎岳が見えた。


まずワリモ岳を登る。漢字で書くと割物岳だそう。


登ったらもったいないけど一旦下って、次は鷲羽岳へ。


振り返って水晶岳。


15:00過ぎ 鷲羽岳(2,924.2m)着。さすがにこの時間 登山客もいない。
鷲羽岳のピークを踏むのは三度目だ。1992年7月、2011年8月と今回2012年7月。


鷲羽岳山頂から、おなじみの鷲羽池と槍ヶ岳の風景。
何度見てもいい景色だと思う。


あとは下って三俣山荘へ向かうのみ。
このガレた道の下りがしんどくてもうイヤでイヤで、泣きそうな気持ちで歩いて行った。
下りがとても長く思えて、相当疲れてたんだなw

下ってから振り返ってみるにっくき鷲羽岳。
いや、いい山なのは分かってる。本当にかっこいい山なのだ。


16:00 三俣山荘到着!


テント泊の手続きを済ませる。
すでにテントもたくさん、虫もたくさん。適当な場所を見つけてテントを張りやっと休憩。

翌日は三俣蓮華岳、双六岳を越えて、笠ヶ岳まで進む。
明日も晴れて素晴らしい景色を拝めますように。

「7月下旬 裏銀座縦走~高瀬ダムから笠ヶ岳クリヤ谷下山③」
に続く。



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