9月 紅葉の始まり 針ノ木・鹿島槍縦走③鹿島槍、爺、柏原新道で下山

mimi

2014年09月15日 11:22

「9月 紅葉の始まり 針ノ木・鹿島槍縦走②針ノ木峠~冷池山荘」の続きです。


 初  日:扇沢、針ノ木峠、針ノ木小屋(テント泊)
 二日目:針ノ木小屋、針ノ木岳、スバリ岳、新越山荘、種池山荘、冷池山荘(テント泊)
 三日目:冷池テン場から鹿島槍ヶ岳ピストン、爺ヶ岳、柏原新道で扇沢下山


9/23(月・祝)

冷池のテント場より 5:45 雲海から太陽が昇ってきました。


朝日に照らされる冷池山荘。


朝からお手洗いを借りに二回も往復してしまった。これはいい運動・・・
かなりのんびりしていたら、みなさんどんどんテントを撤収して出発されたので
私たちのテン場入口にあったテントを空いた場所に移動します。


綺麗に晴れ渡り、鹿島槍ヶ岳がよーーく見えています。
隙間なく埋められていたテントもかなり少なくなりました。


左隅に写っているのは種池山荘。昨日歩いた針ノ木岳も見えました。


6:15頃 鹿島槍に向けて出発です。


すっかり秋の装いですね。


チングルマの葉も紅く染まっています。


今日も山日和。ラッキーなことに三連休はずっといいお天気でした。
立山連峰、剱岳からもこちらの山がよく見えていることでしょう。


太陽も高く昇ってきました。


後方には爺ヶ岳の北峰、本峰、南峰の姿がよく見えます。


秋晴れのもと、稜線を歩いていきます。
鹿島槍の南峰も目の前。


その前に、7:05 布引岳(2,683m)着。




朝いち鹿島槍に向かった人も多く、下ってくる方とのすれ違いも多かったです。

7:50過ぎ ついに念願だった鹿島槍ヶ岳 南峰(2,889m)着!
360度の大パノラマを拝むことができます。
多くの登山客で賑わってしました。


五竜岳方面。


八峰キレットを越えて五竜、唐松、白馬へと続く道。


鹿島槍の北峰に向かう吊尾根。


布引岳、爺ヶ岳方面。歩いてきた道、そしてこの後、歩く道。


山頂で休んでいるとトレランの二人組が。
モデルになっていただき、こっそり撮影させていただきました。


北峰に行くかどうか、、、悩みましたが急な下り、その後の北峰への登りを見て
「ま。いっかな・・・」と。片道CT 25分だそうですが・・・。

しばらく山頂でのんびりと景色を楽しんでいましたが
扇沢まで下山しなければなりません。冷池のテン場まで戻ります。

下って振り返って眺める鹿島槍。


テン場に戻って撤収。
冷池山荘で水を購入し、ついでにラーメンをいただきました。


前日は飛ばした爺ヶ岳にも足を延ばしてみました。
11:55 爺ヶ岳 中峰(2,669m)着。
残念なことにガスってあまり展望は得られませんでした。


山頂には賑やかなグループがいて、
ガスの間から時折見える山に歓声を上げていました。


ひとまず種池山荘まで、前日歩いた道を進みます。




12:45 種池山荘着。


山荘前でザックをおろして小休止。
今回の二泊三日はGossamer GearのGorillaで。
テント装備のうちポールとペグを私が持ちました。ザックが軽いというのはとても快適でした。


13:15 ここから登山口まで標高差にして約1,100m下ります。
地図上のCTは2時間30分。


上を見上げると爺方面に歩く登山客。
この斜面も7月、8月頃はお花畑が広がっているんでしょうね~。


柏原新道はよく整備されたコースでとても歩きやすかったです。
よくこれだけ快適な登山道を作ったものだと感心するばかりでした。


コース上は「富士見坂」「水平岬」「石畳」「包優岬」「駅見岬」など、
登山道を表す名前やついたものやそこから見えるものを表す名前がついた
看板が木の枝や幹につけられています。


扇沢が見えました。たくさんの車が停められているのが分かります。


下って下って、種池山荘から約2時間。15:20過ぎ 登山口着。


おつかれさまでした~。


後は道路を歩いて扇沢の駐車場に戻り、二泊三日の山旅は終了です。


お風呂でさっぱりした後は大町の昭和軒へ。
ちょうど開店と同時にお店に入ることができました。


ソースカツ丼と、カツカレーをいただきました。
(写真はありませんが)カツカレーが量が多くまためっちゃおいしかったです♪



扇沢起点で針ノ木岳~鹿島槍ヶ岳~柏原新道は、稜線歩きが楽しめる
二泊三日のよいコースだと思います!
またいつか歩いてみてもいいかなぁ~。






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