9月 紅葉の始まり 針ノ木・鹿島槍縦走①扇沢~針ノ木峠

mimi

2014年09月12日 00:16

2013年9月 秋分の日の三連休は素晴らしいお天気に恵まれました

歩いてみたかった針ノ木雪渓、そしてずっと登りたいと思っていた鹿島槍ヶ岳。
そのどちらも扇沢を起点にぐるっと歩く二泊三日の縦走へと出かけました。

 初  日:扇沢、針ノ木峠、針ノ木小屋(テント泊)
 二日目:針ノ木小屋、針ノ木岳、スバリ岳、新越山荘、種池山荘、冷池山荘(テント泊)
 三日目:冷池テン場から鹿島槍ヶ岳ピストン、爺ヶ岳、柏原新道で扇沢下山


9/21(土)

三連休初日、扇沢の駐車場前日夜には埋まることは必至。
早めに出発し、車中で仮眠をとることに。
いつもの通りほとんど眠れず、ほぼ徹夜での歩きとなります。
毎回、山歩き初日はこんな感じです

そして一日目の朝、快晴!
前夜入りしたにも関わらず、出発ものんびりめ、8:00頃だったでしょうか・・・


扇沢から針ノ木雪渓をあがって針ノ木小屋までの登山道の情報は
HPに詳しく書かれています。
年によって雪解けの具合も異なります。スタッフブログに細かく雪渓の状況が
アップされているので参考にするとよいと思います。

緑がきれいな樹林帯を歩いていくと、お猿さんが木の実を食べていました。


秋の気配を感じながら歩いていきます。


丸太橋を渡ります。
ところどころ小さな鯉のぼりが目印でつけられていました。
鯉のぼりは雪渓がでてくるところまで、ところどころ現れました。


9:00過ぎ 大沢小屋。小屋前でみなさん休憩中。
私たちも約一時間歩いたのでしばし休憩です。

ここから針ノ木峠まで4kmの表示。


歩いていくと、いよいよ針ノ木雪渓が見えてきました。
針ノ木雪渓は日本三大雪渓の一つです。(他は白馬大雪渓、剱沢雪渓)


後方には爺ヶ岳がよく見えていまた。


ミヤマシシウドの白い花が青空に向かって咲いています。


雪渓の雪はほぼ融け、危ないので通行禁止となっていました。


右岸についた登山道を歩き、途中で左岸の道へと渡り、
鎖場のある高巻きルートを登っていくこととなります。


どんどん標高を上げていきます。


これだけお天気がよいと、どこを撮っても絵になります。
明日、歩く稜線も綺麗に見えています。


木々も紅葉しかけていました。


11:35 水場着。冷たくておいしいお水をいただきます。
最終水場なのでしっかりと補給していきました。


雲がかかってるけど鹿島槍ヶ岳も見えてきた・・・?
そして稜線の奥に白馬岳も?
とにかく展望がよいです


後は斜面のつづら折れの道をひたすら登るのみです。
だんだんと峠が近づいてきました。


12:25頃 針ノ木峠、針ノ木小屋(2,536m)に到着。
ここからの景色も本当に素晴らしいです!
大天井岳、穂高連峰、槍ヶ岳・・・
そして前年7月裏銀座縦走で歩いた烏帽子岳、野口五郎岳、水晶岳・・・


前穂、奥穂、槍をアップで。


翌日歩く赤沢岳、鳴沢岳、岩小屋沢岳もくっきりと。


早速小屋でテント泊の手続きを行います。


ここのテン場は、テントの大きさを聞かれ場所を指定されます。
いい場所があっても自由に張れませんが
私たちはちょうど空いていた広いよい場所をいただきました!
(連休など混む時は早めの到着をおすすめ。小屋周辺のテント場が埋まると
針ノ木岳方面に進んだかなり離れた斜面に張らなければなりません。)

テントを張り、しばらくお昼寝タイムです。
睡眠もほとんどとれていなかったので、のーーーんびり。
テン場で過ごす贅沢な時間です。


蓮華岳ピストンも考えましたが、ダラダラと過ごして
気づけば15:30も過ぎて・・・

蓮華岳方面に少しお散歩でもしようかということで、飲み物だけ持って出発。

テン場を見下ろすとこんな感じです。
映っていませんが、右上の方にも数か所テント指定地があります。


テン場からよく見える北葛岳と七倉岳。


16:00を過ぎてもこのお天気。


奥穂のアップかな?


針ノ木峠から蓮華岳まで70分、近いようで結構時間がかかります。


また針ノ木峠からは針ノ木谷を下り、黒部湖まで下りることができます。
渡渉もあり沢歩きのような場所もあるようですが興味深いコースです。


蓮華岳までは行かず、途中岩の上に腰掛けて休憩。
景色を楽しんでからテントに戻ることにしました。


空には不思議な形の雲が描かれていました。


17:45過ぎ、空がだんだんと暗くなって・・・
夕焼けの中に浮かぶ槍ヶ岳のシルエットがそれはそれは美しかったです。



翌日は、針ノ木岳を越え、稜線を歩いて冷池山荘のテン場まで。
どのような景色が見られるのかを楽しみにしながら眠りにつきました。


「9月 紅葉の始まり 針ノ木・鹿島槍縦走②針ノ木峠~冷池山荘」に続きます。



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