8月上旬 大雪・トムラウシ・十勝縦走③南沼~美瑛富士避難小屋泊
縦走三日目で身体も慣れてきているから大丈夫だろうとは
思うものの、この日の行程は長いですね。
展望はありませんが、雨が降らなければまだましかなぁ・・・と思いつつ。
トムラウシ山の上に広がる怪しい雲、、、
これが南沼。雲の向こうにかすかに見える山。
ここも最盛期にくればお花畑が広がっているんでしょうね。
まずは三川台へ。
チングルマの綿毛の中に黄色いエゾウサギギクが咲いています。
一本道がずっと続いています。高校生くらいの若い集団と引率の先生らしき方と
すれ違いました。あまりにも軽装で大丈夫?それよりここまでどうやって来たの?
と不思議だったのですが、あとで三川台でテントを見つけて納得。
展望がないので足元の写真を・・・
だんだん霧雨のようになってきました。
このような笹の道を歩く場所もあり、パンツが濡れていきます。
レインウェアのパンツを履くべきでした。
途中、雨も強くなってきたのでレインウェアを着こみ、ザックカバーをつけます。
長めの休憩をとりました。
6:00前には三川台を過ぎて、急な下り道へ。
そこから真っ白で周囲の山々も見えない中、ひたすらひたすら歩くこととなります。
途中鎖場がありました。
ずるずると滑りやすい場所もあり、気を付けながら歩きます。
ツリガネ山の肩、コスマヌプリと小ピークを過ぎていくわけですが、なんせ写真がありません。
晴れていたらどれだけの絶景が拝めたことか!と何度も口にしますが
真っ白な状態は一向に変わりませんでしたw
雨の中で立ち休憩。腹ごしらえをします。
9:20過ぎ 前を歩くお二人を発見。
途中でTさんにも追いつかれ、この日もほぼ一緒に歩くこととなりました。
また出会ったSさんたちお二人もご一緒することに。
クマの出没地帯でもあるので、大勢で歩いた方が安心です。
10:20頃? 双子池キャンプ地着。雨もほぼ止み、レインウェアを脱ぎます。
地図のコースタイムでは南沼から双子池まで9時間20分。
実際は6時間強で着きました。コースタイムがゆるめでしょうか。
時折見えてきた青空に期待・・・
ここで1時間以上の大休止。食事をとりながらお話をしていると
TさんもSさんも山関係でつながっていることが判明。
山の世界は狭いですね。
双子池では雪渓がとけだした水で飲料水作り。
Tさんは誰かとすれ違う度に、双子池や美瑛富士の水場状況を確認されていました。
美瑛富士避難小屋周辺は期待できないってことで、ここで大量の水を汲んでいくことに。
さて、この日の一番の難関でしょうか。オプタテシケまで2時間の登りにかかります。
しかも水の重さもずっしりと。
みなさんには先に行っていただき、私たちは自分たちのペースでのんびりゆっくりと。
お花がたくさん咲いているので写真撮影のために立ち止りながら歩きました。
エゾツツジもたくさん!
チングルマの綿毛も水滴を含んで・・・
これはこれで美しいですね。雨が降った後だからこそ見られるものでもあります。
オプタテシケはとにかく登り一辺倒。ガスで山頂も見えないので
一歩一歩、歩けば着くんだーと言い聞かせながら登っていきます。
道も崩壊気味だったりヤセ尾根もあり、注意が必要です。
13:40 やっと到着したオプタテシケ山(2,012m)。
ここから旭岳、トムラウシ方面を眺めたかった!!
天気は回復傾向でしたがすっきり晴れることはありませんでした。
下の方がかろうじて見えるかな、といった感じです。
まだこの先もアップダウンは続きます。
文字の読みづらい看板。
振り返るとなんとか見えるオプタテシケ山。
15:15 ベベツ岳着。
平らなピークです。
牧草地?畑?でしょうか。建物なども見えました。
ここもチングルマは綿毛になっています。
空にはまだ厚い雲。雷の音が聞こえてきたので先を急ぎます。
石垣山を巻くように歩いていくと
目の前に大きく立ちはだかる美瑛岳が。
下っていくと、美瑛岳手前、美瑛富士の麓に本日の宿泊地 美瑛富士避難小屋が見えてきました。
テントが結構張られています。
石垣山はエゾナキウサギの生息地。鳴き声がよく聞こえます。
じっと目を凝らして見ていたら、岩と岩の間を移動するエゾナキウサギの姿をとらえることが
できました。可愛い!!すばしっこくてカメラに収めることはできませんでしたが
見ることができただけでもラッキーです。
小屋の前のキャンプ地は、地元のお子さんたちを引き連れた団体さんで
埋まっていました。詰めてもらえばテントを張ることもできますが、
人も多いしうるさいかもしれない、、、と小屋の裏にまわってみても
トイレットペーパーが散乱する状況にちょっと尻込み。
結局、避難小屋に泊まることにしました。
Tさんや、Sさんたちも小屋泊まりとなり、小屋には国内のみならず海外の山も登ったという
単独のおじさまもいらっしゃって、海外登山の経験豊富なSさんと話がはずんでいました。
またお花の名前にも詳しいおじさまで、今回の山行で撮影した写真を見ていただき
いろいろと教えていただきました。
18:30前の美瑛富士避難小屋。
子供たちを引率してきた若者がミーティングをしていました。
さて明日からどうするか・・・
予定では四日目は十勝岳を越えて、上ホロ避難小屋に泊まり
五日目に富良野岳に登ってから十勝岳温泉に下りる予定でした。
でも天気はあまり期待できそうになく、結局、十勝岳登頂後、そのまま一日短縮して
下山することにりました。Tさんと同じ行程、Sさんたちは富良野岳まで行くようです。
「8月上旬 大雪・トムラウシ・十勝縦走④」に続く。
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