神々の山嶺

mimi

2009年03月03日 22:40

夢枕獏さんの「神々の山嶺/上・下」を読みました。

一気に。

体も心も震えるような感覚。

熱いものがこみあげてくる感覚。



とにかく著者ですら「書き残したことはない。」「全部、書いた。全部、吐き出した。」

「力およばずといったところも、ない。全てに力がおよんでいる。」などなどと・・・

誇らしげなあとがき。

構想20年、書き上げるのに3年。

それが一つ一つの文字から伝わってきます。






「なぜ山に登るのか?」    「そこに山があるから」

という、今では多くの人に知られているこの台詞。


「なぜ山に登るのか?」の問いに、この本の主人公が答えた言葉。

私はそこにぐっときて涙がでてきました。



ストーリーも登場人物もとにかく濃密。

うまく表現できなくってもどかしいのですが

山が好きな人なら是非是非読んでみてください!



ネパールは昔から私が行きたい国です


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