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2009年03月03日

神々の山嶺

夢枕獏さんの「神々の山嶺/上・下」を読みました。

一気に。

体も心も震えるような感覚。

熱いものがこみあげてくる感覚。



とにかく著者ですら「書き残したことはない。」「全部、書いた。全部、吐き出した。」

「力およばずといったところも、ない。全てに力がおよんでいる。」などなどと・・・

誇らしげなあとがき。

構想20年、書き上げるのに3年。

それが一つ一つの文字から伝わってきます。






「なぜ山に登るのか?」    「そこに山があるから」

という、今では多くの人に知られているこの台詞。


「なぜ山に登るのか?」の問いに、この本の主人公が答えた言葉。

私はそこにぐっときて涙がでてきました。



ストーリーも登場人物もとにかく濃密。

うまく表現できなくってもどかしいのですが

山が好きな人なら是非是非読んでみてください!



ネパールは昔から私が行きたい国です
神々の山嶺




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この記事へのコメント
へ~。。
mimiさんのレビューみてたら読みたくなりました。
近いうちに読みたいです。


「そこに山があるから」は言い尽くされたセリフで。
実は私は あんまり魅力がありません。
ちょっと 一歩 踏み込んで、苦しんで、悩んで、搾り出した
その人なりの言葉を聞いてみたいなあ・・と。


そんな思いにふけることあるので、ん、読みたくなりました。
Posted by ぽっか at 2009年03月04日 00:47
ぽっかさん
ぜひぜひ!おすすめです。
ぽっかさんの感想 聞きたいです。
Posted by mimi at 2009年03月04日 01:24
山を始めた頃は、色々な山岳小説を読みまくりました。
でも最近は、全く読んでいません。
読んでみようと思います。
Posted by やまとそば at 2009年03月04日 06:53
やまとそばさん
世界一高いところをただただ目指す人の話です。
恐らく夢中になって読める本だと思いますよ!
Posted by mimi@通勤中 at 2009年03月04日 08:01
めちゃめちゃ読んでみたくなりましたっ!!
これ、探してみようっ!!!
Posted by かおりん at 2009年03月04日 10:22
これワンゲルの先輩が読んでいました☆
私は、厚い本だなぁ〜。。。とチラ見しただけで
今まで読まずにきたのですが
mimiさんがそんなに夢中になったのなら、
すっごく読んでみたくなりました!!!

図書館に行ってみようっと♪
Posted by やんこ at 2009年03月04日 16:05
これずっと気になってまだ読んでないんですよねー。
山好きの友人は3回読み直したっていってました。
読んでみます^^
Posted by macky at 2009年03月04日 21:58
私もこれ読んだ時、はまりました!しかもなぜ山に登るのかっていう問いの答えに私も感動した覚えが。
でも、でも、主人公の言ったその言葉がなんだったか、今思い出せない! アルツです! 笑
なもんで、よみかえしてみまーす。

しっかし山岳小説はまりますよね〜。
通勤で読んでいると朝からテンションあがります。笑
Posted by mokojiro at 2009年03月04日 21:58
かおりんさん
読んでみてー。もう涙なしで読めません。
でもお涙頂戴ものでもありません。
感じ方は人それぞれだと思いますが
それぞれに響くものがあると思います。
Posted by mimi at 2009年03月05日 02:11
やんこさん
 読んでみてー!山に登る人なら 感動も深いと思います。
 帰りの電車で読んで涙がでてきてどうしようかと
 思いました。また読み返したい本です。
Posted by mimi at 2009年03月05日 02:12
mackyちゃん
3回読んだ友人がいるんですね!
でも確かに何回も読みたいかも。
一気に読んでしまったので
二回目はゆっくりじっくり読むのもいいかもしれない・・・
Posted by mimi at 2009年03月05日 02:13
mokoさん
きゃー忘れないでくださいー(笑)
あの台詞 頭から離れません。
「なぜ山に登るのか」に答えた羽生の言葉。
ずしーんと心と頭に響いて涙がじわじわでてきました。

山岳小説はほんと夢中になりますね。
電車を乗り過ごしてしまわないかと 違う意味でハラハラしますw
Posted by mimi at 2009年03月05日 02:16
mimiさん こんばんは!

この本は5年くらい前に読みました。長さを感じさせないくらい夢中になって読んだことを覚えています。mimiさんの書いたものを見て、また読み返してみようかなと思いました。

私は単に未踏ルートに挑む話だけでなく、マロリーのカメラにまつわる話などミステリーの要素があるのもおもしろいと思いました。

この作品は谷口ジロー氏によって漫画化もされています。こちらはストーリーが少し削られている感じですが、山岳描写がなかなかリアルでいいですよ。機会があればぜひ読んでみて下さい。
Posted by まるふく at 2009年03月05日 20:51
まるふくさん
こんばんは。まるふくさんも読まれていらっしゃったんですね!
ほんとに夢中になる本でした。
カメラの話もおもしろいですよね。実話ですもんね・・・

漫画になってること知りました。まるふくさんは漫画も読まれたんですか~?
私も読んでみたいです。
Posted by mimi at 2009年03月05日 21:49
あ、そういえば、、
先週松本清張の「遭難」を会社帰り山手線で読んでいて、降りようと思ったらなんと池袋でした! 私新宿乗り換えなんですけど。。。 
そんなに乗り過ごしたの?!って唖然としましたね。

山岳小説、危険です。笑
Posted by mokojiro at 2009年03月06日 01:15
>mokoさん
新宿から池袋だなんて・・・
よほど入り込んでいたんでしょうね〜。新宿も高田馬場も乗降客が多いのに・・・w
松本清張の「遭難」ですね。
私も読んでみます。
Posted by mimi at 2009年03月06日 12:49
私も蝶ヶ岳ヒュッテの談話室で見つけて、そこで一気に読みました。
途中でやめられない。
妙にドキドキとしながら読んだ覚えがあります。

もう1回読んでみようかな〜。
Posted by かわず at 2009年03月07日 01:24
かわずさん
こんばんは。
ほんとに、途中でやめたくない!って思いますよね。
通勤中に読んでいたから、駅に着くたびに「えーーもう??」って
感じでした。
私もまた読み返したいです~。
Posted by mimi at 2009年03月07日 02:12
どうもです。

へっー、そんな内容なのですねー。
読みますよー。
Posted by ゆうさんゆうさん at 2009年03月13日 18:23
>ゆうさん
こんばんは。ストーリーと登場人物たちの魅力に一気にひきこまれて
あっという間に読み終わっちゃいますよ!
Posted by mimi@帰宅中 at 2009年03月13日 22:54
神々の山嶺 読み終えました。
下巻はいっきですねえ。
素敵な本を紹介してくださってありがとうございます!

自分の趣味の登山とは比較の対象にすらならないだろう
次元が違う世界の話ですが。それでも比較を試みたり、
リアルに感じて小説の世界に酔うことができました。
この人の本って初めて読みましたが、なにか独特の誘引力
ありますね~。
苦悩して、吟味して、言葉を搾り出した。吐き出した・・って
感じの文章で、登場人物のソレと重なるようでそこも楽しかったです。

「何をしても どうせ最後は死んでしまうのだから 人は不幸だ」
と卑屈に考える私なんですが、そこから目をそむけないで
考え続けることに価値(義務)があるとも思っていて、
今回この本を読んで、その思いが更に強まった気がします。

って。。人の記事のコメントに読書感想をずらずら書いてごめんなさい。笑
Posted by ぽっか at 2009年03月24日 10:46
ぽっかさん
コメントありがとうございます。
一気に読まれましたか!
感想聞くことができて嬉しいです。
読んだ後もじわじわといろんな思いがこみあげてきますね。
Posted by mimi at 2009年03月27日 01:26
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